詩人:ひまわリる | [投票][編集] |
私の手がキミを覚えてる
おっきくてしっかりとした
いつも私を安心させてくれるキミの手を
私の手がキミを覚えてる
キミの中途半端に伸ばした髪を
手を伸ばして触る感覚を
白い紙に黒いえんぴつ
何気なく私の右手がそれを持ち
真っ先に書く言葉は
いつも今日もキミの名前です
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見せたい花がある.
キミはそう言って私の手を引いて歩いた
お花屋さんの前を通りすぎ
お花畑も通りすぎ
ただ黙々と歩く
着いたよ!
笑顔で言うキミ
排気ガス、下水道、
ポイ捨てされたゴミ
たくさんの車が通る道路のわき.
そこには小さな小さな花が
お互いを支えるかの様に
2つ仲良く並んでいた
今までに見た
どんな花よりたくましく
どんな花より愛しく感じた
まるで隣りに居る
子どもみたいな笑顔の誰かさんのように.
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涙を拭う時
手のひらでわっかを作ってみた
それをそっと片方の目で覗いてみた
まっすぐ
ただまっすぐだけの道が見えた
右も左も上も下も
他には見えないはずなのに
何故か安心した
そうだ
私は前を見てれば良いんだ
周りに批判され
流され汚されど
ただひたすらに
まっすぐを
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花の様になりたい
キミはそう言う
きれいに立派に咲き誇っていたい
キミはそう言う
だけどね
私は分かって欲しい
咲き誇るだけが人生じゃないと
聞きたい声があるなら
聞きに行く
会いたい人が居るなら
会いに行く
花の様にキレイと言われるまで
ただ黙って待ち続けてないで
その足で
その心で
向いたい場所に向かえば良い
例え道を間違えたって
また戻れば良いのだから