私を殺したのは誰?それは誰でもない私自身。この先、私はきっと破滅の道を辿るのだろうそれもいいだろう自分自身に興味がない正直、どうでもいいもはや飽きた私が私を消し去る日きっと安堵のなか微笑むのだろうようやく終われると自分が自分で無くなる日雨に濡れた月がこの世のものと思えないほど儚く美しく見えるのだろうそのとき私はやっと初めて咽び哭く
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