詩人:華霞 | [投票][編集] |
あなたは会議で
あたしのことを提出した
どうやったら
上手くなれますか、と
どうやったら
意欲が高まりますか、と
あたしは、駒であって
ここはチェスボードの
あの白黒のはっきりした
板の上
要はまな板の鮪
もうすぐ切られて
刺身にされるというのに
何をどうして?
今から切られるというのに
これ以上脂を乗せられるかしら
今から切られるというのに
これ以上悠々としていられるかしら
あなたは板前さんだからいいわ
これから切っても何の痛みも感じないから
詩人:華霞 | [投票][編集] |
好きになったのが
貴女なだけ。
いけないことなんてないよ。
貴女以外は好きにならないから。
僕が好きなのは貴女だけ。
それだけなんだ。
どこが悪い?
詩人:華霞 | [投票][編集] |
あなたに恋してから
どれが恋愛感情でどれが友情なのか
分からなくなってしまった。
どれが普通かどれが異常か
判断が鈍くなってる。
好きなことに間違いはないんだけど
どうしても迷ってしまっている
あたしはどこにいるんだろう。
詩人:華霞 | [投票][編集] |
あなたといた半年間
あたしは宙に浮いたように楽しかった
毎日が光っていて
一日が短かった
切ない恋の終わりは
あたしが気持ちを打ち明けた訳でもなく
唐突に、何の知らせもなく切れた。
あたしはあなたと距離を取ってしまった
実質的な距離と、心の距離。
300kmも離れた距離。
あなたはそれくらい心も離れているでしょう。
最近になって急にあなたが恋しくなった。
我侭だよね、あたし。
でももし、あなたに会えたなら
きちんと笑顔であなたに伝えたい
「ありがとう」って。
詩人:華霞 | [投票][編集] |
何回あなたの名前と生年月日入れて
当たりもしない相性占いしただろう。
悪い結果は信じない
良い結果を信じて。
なんて都合がいいんだろう。
もうあたしの前から姿を消したというのに、
また恋愛占い開こうとしてる。
詩人:華霞 | [投票][編集] |
機嫌取ろうともしないし
人の気持ちも汲めない
あっちかと思いきや
今度はこっち
頼まれたかと思えば
直前で取り消し
どうしてあたしは
あなたといるんだろう
自分が頼りたい時には
あたしをあてにして
あたしが頼りたい時に
あなたはいない
なんてご都合主義なの
詩人:華霞 | [投票][編集] |
そのような美人にはなれません
ごめんなさいね
私はもう少し醜い
そして君より少し賢い
君よりもう少し大人の世界に
染まってしまったようだ
明鏡止水と表わせるような人
今すぐ私の前に連れてきなさい
もう少し私の醜さが前面に押し出されるかもしれないから
詩人:華霞 | [投票][編集] |
あなたのこと忘れてしまいそう
何でも時って解決してくれるのね
只、忘れたくないって気持ちもあるよ
脳がそうさせてくれないんだけどね
これからきっとあなたの情報消えてゆく
時があたしの記憶を削除する
画面に映るは未来のみ
直ぐに記憶は上書きされ
綺麗に無くなっていくのでしょう
だけど忘れたくない
罪なら許して欲しい。
沢山の思い出位残してたいの。