剣の乱れは心の乱れ…拳の乱れは心の乱れ…剣の心は我と闘う心也拳の心は我に立ち向かう者と闘う心也使う心は違うけれど 闘う為に使う心は皆一緒也。人を馬鹿扱いする者は一生下級の武士である相手を敬う心が我を造り上げる也。つまり武士にとって心は生まれ持った「武器」也。「武器」は磨き上げ無ければただの金属也。「武器」は常に磨き上げ、大切に扱うべし。
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