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磯六の部屋


[52] 歩いている
詩人:磯六 [投票][編集]

駅のホームで歩いてて


ふと気が付いた

俺も生きてんだな

手がある、脚がある、

指がある、目がある、

口がある、耳がある、

だからこそ歩ける


"道"を歩ける


一人じゃない


みんな生きてんだ


完璧じゃない


けど完璧な俺達


みんな怖いだけ


生きてんのが怖いだけ



ただそれだけ


気が付けばもう学校に近い


俺はまた知らない大人に怒られに行くかな


人生長いんだ


たった三年間怒られっぱなしも


まぁ良いだろ

2006/09/07 (Thu)

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