詩人:†piyomaru† | [投票][編集] |
人を愛することにより 愛の言葉しか浮かばなくなった 俺が好きではなかった くだらぬ詩しかかけなくなった だが愛することの喜びと楽しさを知り つらさに直面した 「灼熱の炎に身を焦がしそれでも尚愛を貫く」 決まり切った愛の言葉 「どんなに月日は経とうとも二人の愛は変わらない」 反吐が出る 俺が書きたいのはこんな惚気にだまされた 平和な詩などじゃない 誰かのために筆をとるのは同じだが 一人じゃなく万人のために筆をとる そう誓ったあの日の誓い 今もこの胸に燃えたぎる 言葉は発するだけのまやかし 詩とは形に残し初めて意味をなす 書くときは慎重に 書くときは大胆に 書くときは繊細な心と 書くべきは真実 緩やかな大地と 壮大な自然 他のことは何も考えず ただひたすら没頭し 練り上げられた言葉達 故に真実 まやかしの言葉を並べれば きれいな言葉も台無しだ 故に俺は真実のみを描写し 書き残し 歴史の語りべにならんことを ここに誓う
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