君はあの虹を見たか大切なことはあまりにもないがしろにされてわかりにくくなってしまった赤ちゃんを抱えて優しく歩こう君は嬉しいだろうか問いかけてはならないと僕は苦しんできた一つだけではない美しい虹色のそれぞれがいくつもいくつもひろがっていて一つだけのちいさな虹色が君の頬に触れてそっと弾ける
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