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遥 カズナの部屋


[252] 朝夕
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

水平線から
朝日と夕日を
あたりまえに見える
小さな島に住んでいる

人の
どんなシャンデリアやステンドグラスの名工でも
あの荘厳で慎ましやかな
始まりと終わりの光のスペクトルの調合を
世界中にばら撒く事など出来はしない

どこまでも広がる
青い空と
青い海と
その境目にある
小さな島

自分が汚れてしまっているから
美しいものがより美しく
見えてしまうのか

そんなわけない



2019/10/06 (Sun)

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