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遥 カズナの部屋


[281] 快晴
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

ほんの
ささいな
出来事

外へ
出て
できるだけ
遠い景色の
見渡せる
場所へ

そうして
見渡して
眺めながら
深く
深呼吸すると
わかる

たいした事じゃあない

真上を飛行機雲が
ゆっくりとゆっくりと
伸びていく

室内とは
明らかに違う
大気のいわれが
鼻から肺
髪から服の裾
スマートフォンを
顔へかざした
腕と顔の間を
まったからしめる

いつも
感じている

どうして
こんなにも辛く
また
幸せなのかと

2020/06/29 (Mon)

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