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遥 カズナの部屋


[400] 聞いた事は本当は確証にすらなれない
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

嘘を書いてきた
そもそも嘘だけしか
人を満たせないのだろうと

鏡を見て思わないか
昨日より老けてないか
一昨日より若くないか
時間とか空間なんてものは
どこかで勝手に
理解されているものでしかなくて
実際に見えているのは
真実かどうか曖昧で
あてにならないのではないのかと
自分が存在している意識だけにしか
よりどころもなく
宇宙規模以上な全に
矮小な視野で
疑う事を
狂気のように
思い込んではいやしないのか
いやもっとある
全てに
本当は違和感を感じてはいないか
確実なくらいにそうなのに
なすすべもなく

創造の向こうがわにだけ
始まりがあり、芽生えがある

これでいいが
だけど俺は
人にはどうやら
狂っているのかな
駄目かな俺は
ならば潔く
書いてみた

2025/03/23 (Sun)

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