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遥 カズナの部屋


[410] 銀河のように七色に渦巻くコーラ
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

指が7本か8本なら
もう少し仕事が出来ただろうか
いや、他にも同じようなやつがいたなら
気持ち悪いだけで、たいしこと無かっただろう

いやいや

姑息な思考パターンだねこれは
もしもなんて間抜けさは
宝くじだけで十分だろう

仕事の話しに戻ろう

どうにも育成と言うやつは
やっかいだ
そもそも
自分ですらまともと育てられなかった人間が
人様の子供をだ
会社勤めに十分に適応出来るように
育てるなんて

そう言えば
なかなか眠れない
幼かった頃の息子達の為に
「タコチュウ·コーラ」って言うおとぎ話しを
即興で、作って話してやったな

ストーリーは
ある日、タコチュウ星人が
突然、主人公の部屋に現れ
「タコチュウ·コーラ」なる
大宇宙で絶賛完売品不足中の
ボトルの中で銀河のように
七色に渦巻くコーラを見せてくれて
その製造工程を家を倒壊してしまったお詫びに
見せてくれると言うものであった
その味は甘美とか、ドラッグみたいな
夢うつつな代物ではなく…
多次元宇宙論とかギリシャ神話、聖書、グリムとかもぐっちゃぐちゃに織り交ぜて
タコの足が何故8本で
人の指が何故5本になったのか
我ながら痛快な話しだったな

まあ、缶コーラのタブなら
指5本で十分に開けられるから
飲みながら、仕事も、若手の育成も

どんな結末にしたいのか
もう少し思い巡らせてみようか





2025/09/18 (Thu)

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