詩人:プラセボ | [投票][編集] |
世の中には
たくさんの言葉が溢れている。
君は どんな言葉を聞いていたい?
僕は 耳障りの良い言葉を聞いていたいよ。
だから、
君に届ける言葉を。
すごく
すごく 丁寧に選びたいんだ。
君に届く言葉だからね。
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新月の夜には
願い事をした。
心に閉じ込めた
たくさんの想いを。
この夜だけは
受け止めてくれるの。
半月の夜には
散歩をしたね。
僕の半身を探すために。
君を確かに見つけたよね。
満月の夜は
公園のブランコから。
照らされた
雲の行方を眺めてる。
飽きることなく
続く道筋を辿った。
時間が、
確かに動いている。
時計の針より美しい。
風で知る
時の過ぎてゆく瞬間。
世界は
こんなにも 美しい。
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好きと尊敬は違う。
尊敬と憧れは違う。
同等になるモノは見当たらない。
君の気持ちも、
僕の気持ちも。
=(イコール)なんかじゃ表せない。
ひっくりかえして。
ぐちゃぐちゃにして。
右も左も。
上とか下とか。
何もわからなくなるまで。
全部溶けだして、
混ざりあったら。
いつか
一つになれるのかな。
カタチなんて成さなくていい。
コトバになんかしなくていい。
此処に
僕が居ることを証明したいだけ。
君には 解る?
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気がついてしまって
もう
随分時間は過ぎた。
僕たちは
見つめ合っているのに。
それ以上の言葉を見つけられないままで。
手を伸ばせば届く距離は
ものすごく遠くに感じて。
躊躇ったまま後ろに隠した。
あと一歩が
踏み込めないんだ。
晴れた空の
右上で。
神様はそっと 笑っていたような。
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名前が特別になる
その声が支配する
空きすぎた時間
タイミングが掴めないや。
さまざまな会話の中で
一番多く耳にする言葉が名前なら。
私の人生において、
貴方は必要不可欠かもしれない。
貴方の声で
私を特別に着飾って。
大袈裟?
愛は大袈裟なくらいが調度いいのよ。