気がついてしまってもう随分時間は過ぎた。僕たちは見つめ合っているのに。それ以上の言葉を見つけられないままで。手を伸ばせば届く距離はものすごく遠くに感じて。躊躇ったまま後ろに隠した。あと一歩が踏み込めないんだ。晴れた空の右上で。神様はそっと 笑っていたような。
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