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プラセボの部屋


[6] 月と日を数える
詩人:プラセボ [投票][編集]


新月の夜には
願い事をした。

心に閉じ込めた
たくさんの想いを。

この夜だけは
受け止めてくれるの。


半月の夜には
散歩をしたね。

僕の半身を探すために。
君を確かに見つけたよね。


満月の夜は
公園のブランコから。

照らされた
雲の行方を眺めてる。

飽きることなく
続く道筋を辿った。


時間が、
確かに動いている。


時計の針より美しい。
風で知る
時の過ぎてゆく瞬間。

世界は
こんなにも 美しい。

2008/09/10 (Wed)

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