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あら太の部屋


[1] 夜の住人
詩人:あら太 [投票][編集]

鏡に映る姿を黒く塗り潰し
顔の無い自分に気付き涙する。
その涙さえも偽りのように感じた。

偽りで固められた僕の体はとても冷めやすい。

感情はいらない。
愛すら欲しいと言わないさ

欲しいのは金と。
淫らな欲望。


そう、この凍えそうな体が少しでも癒えたら…

有害物質たっぷり
ネオン眩しい夜の世界。

2006/05/18 (Thu)

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