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高級スプーンの部屋


[121] クラーゲン
詩人:高級スプーン [投票][編集]

気持ちはとっくに

離れているのに

君はいつまで

其の場所に居るの


扉を開けたら

帰れなくなる場所だって

思って怖くなって

部屋の中で

走り回っても

逃げられないよ


確かに居心地も良いし

楽にもなれる

でも

楽しくないんだろ


あともう一回が

何度も続いて

結局抜け出せなかった


安らぎを求めて

辿り着いた

其の場所も

今じゃ

錆び付いたカラダが

一つだけ


旅立つ勇気は

孤独に耐える

哀しみにも似てる


決めるのは

君だけだから



僕はもう行くよ

2005/02/07 (Mon)

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