その小さな両手を大きく広げ君は何を待っているの隣に居る僕には目もくれずに遠くを見つめてる必要なのは二人だけだねと目を合わせ笑ったのはいつの日かこっちを向いてまた笑顔見せてくれるのを夢の中僕は待つだけで望んだ想いは時に飲まれ流され君はどんどん遠ざかる春の風なびいた髪は誰のものふわりふわりと優しく舞って
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