詩人:高級スプーン | [投票][編集] |
経験値が少なかった
あの頃だから
味わえた気持ち
全身ドクドク脈打って
触れた唇の感覚だけが
僕を此処に留めてた
旅に出て
君に出会って
それからは早かった
何もかも経験して今
二人一緒に歩いてる
欲しいモノ
手に入れた後に残るのは
空っぽの宝箱
君が僕を見て笑うから
目を背けた
あの頃と違う感覚
後ろめたい気持ち
『初めて』を幾つ
カラにしたっけ
何度も繰り返される行為に
慣れてしまったのは
いつからだろう
旅に出て
君に出会って
それからは早かった
沢山の思い出
経験値を増やして今
二人一緒に歩いてる
これからもずっと
そう誓ったのに
カラになった気持ち
君を想えないのは
何故だろう