君さえ居ればいい間違ったやり方で君を傷付け続けてなんでも欲しがり全てを奪おうと考えなしに君を否定し続けて僕の心に閉じ込めようと無理矢理君の手を引っ張ったんだあなたの前から誰も居なくなるよ君から僕への最後の思いやりに唾を吐きかけて幕を降ろしたそして君は居なくなった誰も居なくなった僕には君しか居なかったから振りほどかれたこの手は最初から君さえ掴んじゃいなかったんだ
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