読むのを止められても思うのは止められない一方を肯定して一方を否定して問い詰められた分答は狭まる僕が与えるだけ君は失ってしまう人ごみをかき分けて完成された作品には評価は残ってなかった無理から壊して原石へ近付ける矛盾に喜びや悲しみを込めて伝わらない日陰の声は陽が落ちるのも知らずまどろんで土の中へあと幾つ残っているんだろうな空白を埋める言葉は
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