太陽が泣いている自分と同等の存在が居ないと嘆いて流した涙は僕に当たって今君の影と似たような光景を見せる幸せを描けない君が悲しみを歌う頃には自分すら支配出来ないと虚しさを歌う僕が居る近い未来力の無い僕等の涙で世界は錆び付き時間も止まる耳を削がれた太陽は枯れる事なく輝き続ける醜い姿のまま永遠に僕も君も泣いている
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