詩人:有香 | [投票][編集] |
ねぇ
百年足らずの短い時間を
どう過ごしたら
一番幸せだろう
ずっと
誰かに聞きたかった
だけど ただ一つ
自分で見つけた答えがある
君の笑顔の傍で
生きるんだ
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今夜 世界中から
見上げられる星を
この空に集めたい
たったひとつの
夜にしたいから
だってね
君が僕の隣にいて
僕らは手を繋いでいるんだ
なんて素敵なんだろう
もっと
もっと
もっと
輝いて この夜よ
限りなく続いておくれ
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あなたの大きな手が好き
優しい話し方が好き
背中が好き
たまに冷たいとこが好き
誉めてくれたから好き
笑ってくれたから好き
助けてくれたから好き
私を成長させてくれるから好き
与えてくれてばかりのあなた
私も
与えられるようになれたら
いつか
あなたが求めて止まない
私になりたい
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君は
虹を見つけたと言って
喜んでた
僕は
こんな忙しい街の中で
空を見上げる君が
とても愛しかった
君は右手
僕は左手
夕日が海に帰るまで
手を繋いだままだった
今日が沈んでいく瞬間
君が涙を溢した
「ばいばい」
それが
最後だった
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君が腕を切ってるって聞いた
流れる血と共に
黒く渦巻くもの達を
出しているんだろうな
すーっとした?
だけど
そうして
君から溢れる笑顔が
悲しくも必要だから
僕は何も止められない
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あの日の雨は
僕の味方だった
とめどなく溢れる涙を
浅い呼吸を
少し離れた場所にいた君に
知らせないでくれた
あの日の雨は
僕の味方だった…?
独りで見上げた虹は
あまりにも鮮やかで
またひとつ
強く無器用になった僕は
可哀想なくらいに
その景色に飲み込まれた
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君は
繋いだ手から
いろんなものを
伝えてくれた
あんなにも
強く
素直に
幸せに
生きられたことはないよ
手を離してしまった
今だけど
今だからこそ言えるよ
ありがとう。
夏のはじまりが
妙に切なく
私を迎えた