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有香の部屋


[19] 他力主義
詩人:有香 [投票][編集]


すべて
真っ白という色さえも
残さずに
無くした



心に穴があいた
何が見えても
聞こえても
何も響かない



生きる
その理由が見つからない
『生きるのに
理由なんかない』
そんな残酷なこと
言わないで…



耳をふさいで
眼を閉じて
感じないものたちを
さらに拒んだ



生きることが
生まれてきた責任なら
どうして
生きる希望も
共に与えてくれないの



ください希望を

ください希望を


私を地球(ここ)に措いた責任として


2005/01/29 (Sat)

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