飛べるかな…人類の夢とは言うけれど

飛べるかな…その夢を叶えられなかったとしても

飛べるかな…助走で序奏のリズムを足で刻み

羽根もないけれど

明るく明日へ跳ね跳びながら跳べ

詩って不思議…思い立った事が字で表現出来るから

詩って不思議…誰もがその中の主人公になれるから

詩って不思議…誰かに知ってもらいたいから

「詩」って言うのかもね

薬…風邪をひいたら飲む薬

薬…怪我をしたら塗る薬

薬…寝れない時や落ち着かない時に飲む薬

そんな薬に頼らずに

目の前でクスリって笑ってくれる人が何よりの薬

後悔…恋人との別れ

後悔…仕事の失敗

後悔…そんな昔の自分

それでも自分だけの船を作り上げ

前向きに帆を掲げ海へと出る航海…

好きな人との恋のように思い出す

離れて暮らすようになってから想い出す

２人だけの秘密のデートコースはまだ覚えてる？

覚えてたら大好きな肉球マッサージしてあげる

覚えてなくてもしてあげる

白より黒が好き

自分の詩より他人の詩が好き

素敵なステーキより焼き肉が好き

自分を思うより誰かを想う方が好き

朝は月より太陽が好き

夜は太陽より月が好き

何より…嫌いより好きが好き

アイツに憧れて始めたベース
何かと揺らぐ１６の夏
４弦の重低音は
好きにはならず

誰かにフラれて始めたピアノ
何かと知る１９のあの日
付け焼刃の音楽は
愛溶けて無くなった

自分らしさを見つけたギター
憤りを含んだ２４の冬
ミクロ単位だった音楽は
サウンドと共に愛へと変わった

心にゴミが交じってたら…意気込み

心に息を吹きかけてたら…心意気

夢や希望より野望の方が好き

子供に夢はあるの？とは聞くけど野望はあるの？

とは聞かない

誰にも言えない夢は野望に変わる

あの人想って何回泣いただろう？

こんなんだよ…って自分を否定する言葉
別れ際の最後まで言ってたね

その言葉の意味はもう聞いてやれないね
左手のリングの意味を出会った日から知ってるから

一緒に仕事もこなしたね
不安定な、あの人…手伝ってと言葉ではなく訴える瞳
お互いに恥ずかしがり屋…短いって隠す指先は生活を刻んでた、横目で見るあなたの指先、綺麗だったよ

それでも気持ちを伝え合えたから一緒にいれたんだね

電話の奥で聞こえてくるのは
いつもあなたとその宝物
その一部になりたいと願わない日はなかったよ

しんどい…って口癖、心の奥、自分より辛かったよね
別れ際の最後まで言ってたね

生まれ変わったら早く見つけて…
最後の約束

うん！別れは大好きだったあなたが決めた事
受け取るよ…でも自分の女々しさ、少しだけ許して

お願い神様…生まれ変わったら……