ホーム > 詩人の部屋 > ハミの部屋 > 新着順表示

ハミの部屋  〜 新着順表示 〜


[46] 今変わり
詩人: ハミ [投票][編集]



「つよい」を勘違いしてた。


忘れていくことじゃなかった。


本当。


2007/04/18 (Wed)

[45] からめるねむり
詩人: ハミ [投票][編集]




溶かしてみてはじめて、



気付いたんだね。



わかっているよ。



わるいけむりにまかれて、



たいへんな一年をすごしたことも。




だれかとはじめて、手をつないだ時。



おとがしたの、今みたいに。





・・ねえ、



もうおきれるでしょう。




コンロはまだまだ、にたつまえ。




だれかのことばが



あなたを、おこすよ。




2007/01/10 (Wed)

[44] かたちをかえるの
詩人: ハミ [投票][編集]




うまれたときはきつねのこ



いまはどこのこ?



かすれたタヌキのこえをして


なににきがえた?




かたちを、かえるの



うまれたなまえも


てのひらも


2007/01/05 (Fri)

[43] 真夏日
詩人: ハミ [投票][編集]


熱さが言葉をうばってくから


僕はなにもしないのに


君はどんどんやな顔


何もしてなんかいないのに


うつむき加減の嫌な顔

2006/08/08 (Tue)

[42] あまがえる
詩人: ハミ [投票][編集]



あまがえるを見たとき、



僕はかわいいと思った。



小雨が気持ちいい季節に、



初めて見て、初めて。



僕は、そう思った。




きっと、それが出会いで。



いつも、何かのきっかけ。




大きく、大きく育ったら、



僕を食べてもいいよ。



舌を、ながくのばして。



僕を食べてもいいよ。



2006/04/12 (Wed)

[41] 綺麗な青空
詩人: ハミ [投票][編集]



いろんな物が怖くって



みかん畑に逃げこんだ




とってもここが広いのと


  香りが素敵だったから




あさつゆの草を踏みながら


   奥へ奥へと進んでく




いつまでたっても、空が水色なのは




僕が逃げ出してしまったから



たいせつな誰かを置いて



逃げ出してしまったから。

2006/04/12 (Wed)

[40] グッピーと逃避
詩人: ハミ [投票][編集]



きっと、寒いのがいけないんだ。



僕はジャケットを羽織って外へ出る。



ボタンのない方の生地には、



おおきなグッピー。



僕の飼っている猫に食べられちゃうから、


多分ここにいるんだろう。



僕がみんな正しいのなら、


夜はずっと明けはしないよ。



シャケがたくさん川を登るけど、


そこですぐに死にはしないよ。





街中に猫がいるから、


丘の上には猫係が暮らしてる。




誰も信じないって事は、



誰かが信じてるって事。




きっと誰も、正しくなくても。


2006/01/17 (Tue)

[39] 生まれて消える
詩人: ハミ [投票][編集]





たくさんの、小さな幸せ




思い出す、大きな失敗




ヒトとして、生まれたんだ。





忙しい日々と、ゆっくりの景色





通り過ぎて、消えていくよ。





注がれた





メロンソーダの、泡のよう。




2005/12/21 (Wed)

[38] 自動販売機
詩人: ハミ [投票][編集]





僕は つめた〜い の方だよ



君は あったか〜い の方



入れるお金は 一緒だけれど

2005/12/01 (Thu)

[37] くじら
詩人: ハミ [投票][編集]



感覚があります


ふわふわ、ふわふわ浮いています



くじらが泳いでいます


小魚をたくさん食べます



わたしはそっとその脇を


そっと泳いでいるのです



くじらが泳いでいます


海の流れに沿って


くじらのひげが揺れています



わたしはそっとその脇を


そっと泳いでいるのです


2005/04/02 (Sat)
46件中 (1-10) [ 1 2 3 4 5
- 詩人の部屋 -