詩人: ハミ | [投票][編集] |
また悪いことをして
僕は僕の猫を見る
目は開かないし
毛なみはボロボロ
それだって生きなくちゃ。
いきなりなんて変われない
後戻りなんて出来はしない
だからね、
こんなに楽しい
こんなに、
こんなに悲しい。
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一体、何処に行くのかしら。
この道は、間違いなのかしら。
感覚は、何処に行くのかしら。
一体、何処の何が正しいと言うのかしら。
いつか年老いたら、分かるかしら。
何気無い日常の、プラスやマイナスや。
様々な心象だけが、ここに残って。
虚無感の向こう側に。
このまま皆で、行くのかしら。
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黒いプールにつかってる。まるで出口のないような。
黒いプールで泳いでる。空もみんな真っ暗け。
黒いプール、
黒いプール、
昼間より素敵。
まっくろけっけの
黒いプール。
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こころのずっと、深いところで
くまの子供とやりとかげ
ちいさな事で、けんかする。
幼い頃にうまれたよ
こころの中の、優しいぶぶん
見えなくなるのは嫌だから
こうしてたまに、見つめるの。
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かんたんなことなんだね、僕が変わってしまう事は。
かんたんなことなんだね、君が変わってしまう事も。
かんたんなことなんだね、人が死んでしまう事は。
人が産まれるのはいつも、大変な事なのに。
嫌だな、そんなの。
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たくさんの色のキャンディー
道を転がってゆくの
落ちる時の坂は急だから
みるみる遠くなっていく
灰色のレンガの道の上
落ちる時の坂は、急なんだよ
僕は知ってたはずなのに
さよならキャンディー
僕のキャンディー
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きいろの蝶がひらひらと
ほら、もう手の届かないところ
ひらひら
ひらひら
もう手の届かないところ
ちょうちょがあなたにかさなる
ひらひら
ひらひら・・・
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苦しい
今だけ?
これからも
ずっと苦しい?
あなたと笑っていたいの
それだけなの
朝日が見えたらね
一番手前に見える雲を橙色に染めて
あなたにあげるよ