詩人: ハミ | [投票][編集] |
わたしがまだ幼い頃
目覚ましは毎日ナウシカのオルゴールで
わたしはそれをナウシカだと知らなかったけれど
ねぼけまなこでウトウトそれを聞きながら
騎士が街を行く夢を見てた
その騎士はいつかわたしを迎えに来るのかな
そうやっていつもわたしはねぼうして
チャイムぎりぎりの小学校へ
ねぼうのくせは治らないけれど
夢はいつしか、見れなくなった
そんなことを、思い出した
いま現実に、夢を見ている
詩人: ハミ | [投票][編集] |
鏡にうつった
自分のわたげを眺めては
ふもふも笑うフワリポン
彼をみてたら、
自信はなかなか持てないけれど
自分を大事にすることだって
大切なのかなって。
また、ふもふも笑ってる
フワリポンに少し焼きもち。
詩人: ハミ | [投票][編集] |
コスモス
辺り一面に咲くコスモス
それがとても綺麗で
うっとりしてた
もうすぐ枯れてしまうコスモス
恋もまた
うっとりと夢を見させては
消えてしまう
ものなのだろうか
来年にまた咲くコスモス
また枯れてしまうなら。って
恋に臆病になる
詩人: ハミ | [投票][編集] |
明け方が好きなのは
夕方が夜にかわる時よりも綺麗だから
だってそれは淀んで見えるの。
きっとそらは昼間、
私たちが空を見上げてすーっとする度に
淀んでいってるんだ
そして夜にそらは
一日をはじめる準備をするんだ
だから、明け方って綺麗なんだよ。
きっとね
詩人: ハミ | [投票][編集] |
ひきがねをひいてください
冷めた、私の腕
あいかわらずピンクとオレンジが
行ったり来たり、私の目
スイッチをおしてください
全く動かない私の足
あいかわらずピンクとオレンジが
行ったり来たり、私の目
ほおずりをしてください
冷えきった私の体
さよならをいってください
乾いた、私の心に
詩人: ハミ | [投票][編集] |
あの子についてる鈴が好き
とことこ歩くたびしゃらしゃら鳴って
あの子についてる鈴が好き
目の前に居なくても
しゃらしゃら
押し入れの奥からだって
しゃらしゃら
その音が聞こえるから、安心してられる
ずっと聞けるかな。
あしたも、あさっても、来年も、その次も。
あの子についてる鈴が、とれませんように・・・
今もぐっすり寝てる