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ハミの部屋  〜 新着順表示 〜


[16] 夕焼け色のエンピツ
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僕はおこって

夕焼け色のエンピツで、スカスカの空気をぬりつぶした。


それは一種のくらやみ


だいだい色や、オレンジのくらやみ



僕は半ば泣きながら


ケシゴムでみんな消した。



そしたらみんな、がっかりした風な顔をして、



なんだ、一緒なんだなって、


思った。

2004/11/07 (Sun)

[15] かぎっこだった日
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みんなに会いたいから


今日が早く終わりますように



家ではいつも一人だから


今日が早く終わりますように



明日がくればみんなにあえる


この詩をかいているときも

なんだか心細い


テレビのニュースや思い出が

ぼくの心をよわらせていく



明日になれば、みんなに会えるから

2004/10/31 (Sun)

[14] まえむきの詩
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ときどきわたしは、目をつむるの


変なくせかもね


でもね、そうすると感じれるんだ


やっぱりみんな、つながってるって。



ほら、見えるよ、なにもかも白でぬったらね


  ぼくたちの心が

浮かび上がる、いろんな心が



体感してみよう

(そして)

忘れないでみよう

(たまに)

思い出してみよう



ときどきわたしは、目をつむるの

2004/10/29 (Fri)

[13] マユ
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つよくならなきゃ

わたし、かわらなきゃ・・


このままじゃ、白がみんなをぬりつぶすから


あの子たちをみているのはわたしだけみたい


あぁ、

空気がどんどん冷えていくよ・・・



心配なのはね、

 心配なのは、


両手にのったうすいキミドリ


小さな小さなキミドリのマユ

2004/10/27 (Wed)

[12] シトラス
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ねぇ、帰りたいよ


 とおいとおいあの頃へ


月はまだグレープフルーツ


毎晩はじけて、わたしたちを包むの


そしたら全ての出来事がね


今までのこと、みい〜んな・・・


楽しみだね



明け方に手をつなぎましょう


2004/10/25 (Mon)

[11] すすき野原
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ここは、見渡す限りのすすきの野原

まるで、ここはなにか感情をもった、新しい世界


ざわぁー―

ざわぁー―


黄金色の新しい世界



僕の後ろの通りで、子供がうれしそうに何か拾った


母親は、あぶないって、それを捨てさせた。


その子もずっと、すすきの大群を見てた。



ここにはいつか船がくる


どうかそいつに乗せてほしい



また、風が吹いた・・・

2004/10/22 (Fri)

[10] ずっと二人で。
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どうもありがとう

熱でほてった顔をなでてくれて。


ありがとう

苦しむぼくをつつんでくれて。



たからものなんていらないから、


ずっと君のそばにいたいな。


だから、いつまでも

いつまでも楽しい回り道を見つけて・・・


そして・・・

やがて・・・


ぼくらふたりはロビンソン

2004/10/20 (Wed)

[9] できごころ
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それは青から生まれた。


混沌としたコンロの中で



それは煮立って、

泡立って、


甘い想い出をみんな溶かすの。


思い出のシャベルが必要なのに、

見つける時はいつも終わり。


そのケムリで空まで染まって、

見えなかった失敗は・・・・

2004/10/20 (Wed)

[8] あなたはよむの。
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ランプに留めた便箋から

あなたは手紙を読むの

透き通ったオレンジから

この気持ちを見透かして


あなたは「好き」を見つけるの。


2004/10/12 (Tue)

[7] きらるのはなぜ。
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あかい、、あかい、、

マット


ふれて、、触れて、、

赤いマット


猫は向こうよ。

私はこっち。

あか、、あか、、

赤い、赤い・・、


  赤いマット



2004/10/12 (Tue)
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