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ハミの部屋


[1] 僕を探して
詩人: ハミ [投票][編集]

君の手はあたたかくて、僕の猫がころんでしまって

君の手はやさしくって、僕はうれしくて

僕の猫が泣いてしまって、君の手がほしくなって

暗くて見えない、この道を、ひとり走って。

 なにかあたたかいものがほしいよ。
やさしさのオレンジが見えるよ。
ねぇ、涙がでそうだよ。手をにぎってよ。

君を待ってる。

だからどうか、僕をさがして、白くなるまえにつつんでよ

悲しいきもち、もう嫌なんだよ

はやくあいたいよ。

そしたら僕を少したたいて。
そしたらぎゅっとだきしめて。
ずっと暗いこの世界で。

2004/09/05 (Sun)

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