僕はおこって夕焼け色のエンピツで、スカスカの空気をぬりつぶした。それは一種のくらやみだいだい色や、オレンジのくらやみ僕は半ば泣きながらケシゴムでみんな消した。そしたらみんな、がっかりした風な顔をして、なんだ、一緒なんだなって、思った。
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