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ハミの部屋


[16] 夕焼け色のエンピツ
詩人: ハミ [投票][編集]



僕はおこって

夕焼け色のエンピツで、スカスカの空気をぬりつぶした。


それは一種のくらやみ


だいだい色や、オレンジのくらやみ



僕は半ば泣きながら


ケシゴムでみんな消した。



そしたらみんな、がっかりした風な顔をして、



なんだ、一緒なんだなって、


思った。

2004/11/07 (Sun)

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