唇が赤いの鉄の味むわわと懐かしい香りに瞳綴じて甘い夢を見たかったのにねはっきりと見えたのは大好きなあなたの脅える姿そうか私捨てられちゃったんだあなたを傷つけてしまったからお腹が痛いんだ私は鳴いたキャンと鳴いたこんなに泥だらけじゃねもう誰も私をシロとは呼んでくれないごめんねただあなたを守りたかったの私にはこの牙でしか守れないそう思っていたのは本当だよ
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