詩人:一 | [投票][編集] |
あのドアが境界線だったのね
あなたの世界とあたしの世界との
悦びに串刺しにされたよ
もっと耳を埋めて
もっと泣かして
叫んでも喚いても
消えやしないから
何したって足りないんだ
後千回行ったって、同じ
あの人のこと好き
止まないの
今もまだ鳴り響いてる
思い起こすと
歌うあなたから一列遠ざかった
あなたの世界に居たあの時間
丸ごと飲み込んで牛みたいに反芻繰り返していたい
好きなんだもん
当たり前だよね
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好きな人がいて
友達もいて
家族が元気で
雑多な浮き世でもまあ平和で
毎日朝がくる
そのうえ何か誰か望むのは
一体どうゆうことなのだろう
例えば歌がうたいたい、や
文章を書きたい、や
絵を描きたい、や
それらを造り出す人が欲しくなるのは
どうして
わからない
知らなくても生きることに支障ないはず
なのに
失うと生きる意味まで消えてしまう
涙と二人連れだってするだろう
理由は、
出逢ってしまったからとしか、
何より私が強くひかれたのだから
他に表せない
声も筆もあのひとも
違うことでどれだけ満たされていようが
私の一部であり
永久だ、
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あたしが泣くのは
雨だからだよ
財布落としたからだよ
勉強分かんないからだよ
嘘だよあなたが、
あたしを好きじゃないから
痛くていたくて
ぼろぼろ
涙
止まないんだよ
ねえ教えて、あたしがどうなったら
あなたあたしを意識する?
教えてくれたらもう、
追い掛けたりしないよだから
だから、
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あたしはあなたが寝てるとき、お腹が痛かった。
このまんま隣で寝て、目覚めたら
あなたは置き手紙さえ残さずに消えてしまってるんじゃないかって
違う人の元へ帰ってしまうんじゃないかって
こわくて、お腹がコンガラガッテしまった。
振り払われるのが嫌で頬に触ることもしない
キスなんて、持っての他
臆病なのは好きだから?
そんなの、知るか
苦しいんだよ
もうあなたはいないから
苦しかった、か
うん、好きだから
すごい辛かったな
でも寝顔、愛してた
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あいたじかん
そのてもちぶさたかげんにまかせて
黒目は動くの
ななめまえの席、薄弱な風体へ
シャツの下に着てるのが透けてるよ
先生の声が近づくたんび、ゆっくり起きるよね
ふせてる授業中のあなたは
あたしだけの
注目の的
その細い長いゆびに
いつか触ってみたい
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夜空の黒は、いけない色
体を揺さ振る、厭な衝動を生むよ
それなのにあの人ときたら、
マントにして羽織ってみせた
夜空全部を
背中につけて格好付けた
あたしは下から見上げてた
あなたの髪に触ったら、
あなた笑った
夜が大きく深呼吸した
黒いあなたのマントは
あたしの左胸を貫いて
腫れあがったハートをも
乱暴に抱き包めた
痛い、
好き
ずっと、
他の誰と恋しても、
あの黒は染まらない
今も痛い、
今も
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絶対に叶わない恋してる人は、あたしを泣かす。
「こんなに好きなのにあなたは遠い」
永遠とその類いの言葉や文を連ねてみてよ。
あたしも一緒になって泣き続けるはずだから。
滑稽ね。
泣くも嘲笑うも、あたし。
最近ついてないよ何しても裏目にでるのよ外は寒いよあなたしかいらないよほしいよ泣きたいよ好きだよあなたに成りたいよなりたいなりたいお願いあなたに成りたい、あの服も薬も雑誌も、あなたに見合う女を謡う。
いちおくえんあげるから、ちょうだい。
心がほしい。
もし貰えたら、どうしよう
あたしなら
飲み込んで一体化
この中でインフィニティー
感じるわ
相手を愛しすぎて殺した人も、あたしを泣かす。
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ガッコすたあと
あの人の居ないとこに
あたしは金曜まで通わないと、
もうメールの口実もないから
ウィークエンドまでは我慢がいる
苦しいとか今は分かんない。
ただ話したいなー
ただ顔見たいなー
ただ後ろ姿でうれしくなりたいなー
ただメールしたいなー
ただ近く行きたいなー
ただ、
惚れてんなーとは、
すごく思う
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あなたとゆう人
愛してます。本気です。
大好き。
ずっとずっと
たとえ、
あたしとあなた
どっちかが死んでも
今この時に生まれた愛の生存に、
何ら影響はないんです。