詩人:怜士 | [投票][編集] |
健康とか
人間関係とか
ちゃんとしなきゃとか
思えなくなってきてる
大事だった人達が
重荷になる
いけない…とも思うけど
それほど重要なことは
特にない気もする
今はただ一人で
誰にも知られずに
死ねる場所がほしい
詩人:怜士 | [投票][編集] |
つっつかれれば嬉しいくせに
わざと冷たいふりをして
つっついたほうが敗けなのか
いつまで経っても進まない
そのうちにほんとに冷めてしまうから
早く僕をかまっておくれ
詩人:怜士 | [投票][編集] |
好きになれない自分と
ふたりきりの生活
誰も僕に触れない
話しかけない
四角い空は
延々と流れてゆく
誰かにとめてほしくて
この腕を切る
何度も…
何度も…
けど
金が欲しい医者が
そこを無理矢理塞ぐだけ
何度も…
何度も…
誰も僕をとめない
必要じゃない
詩人:怜士 | [投票][編集] |
涙なんかいくら出ても死ねない
拭うのも面倒だよ
身体中に重たいものが憑いて、
僕を溶かそうとしている
乾いた匂い
痛い場所から逃げようとして
そのやわらかい感触に意識を集中する
じわじわと涙に汚れて
逃げ場が消えてゆく
もっと追い詰められて壊れればいい
詩人:怜士 | [投票][編集] |
君の手があれば僕はちゃんと歩ける
だからそこにいてほしい
君が笑うと楽しい
だから幸せでいてね
君といると眠たくなる
それは燃えるような恋とかじゃなくて
でも僕は必ずここに帰ってくる
君が待っててくれるなら
詩人:怜士 | [投票][編集] |
昼のひかり
まぶしい いたい
白い煙
黒いひと ひと ひと
悲しい声
涙
夢の中
これはきっと
夢の中
隣で笑ってる
君を燃やすんだって
いらないよね
あれは君じゃない
変なことになったね、
手を離さないでね
詩人:怜士 | [投票][編集] |
ひかりの虫が視界を這い回っています
魂が出口を探して暴れている音、以外なにも聞こえない
ビニールの上を歩いているように
一歩 一歩
足が沈んで
無意味に涙が流れます
僕の眼は汚れているのでしょう
詩人:怜士 | [投票][編集] |
冷めたガラス越しに綺麗な外
喉に引っ掛かった魂が重たい
いつのまにか空は白くなりまた黒くなる
深い眠りから覚めることのできない 死体
髪に絡まる冷たい指
あなたを愛してるから
この体は燃やしたい