詩人:怜士 | [投票][編集] |
一瞬の幸福
存在を許されたような
錯覚・・・
いくら相手が優しくても
いつも後から
後悔・・・
死にたくなるような
罪悪感・・・
怖くてとてもそこにはいられなくなる
怖い・・・
大丈夫だよってあなたが触れた手に
また自己嫌悪
罪悪感で死にそうです
恐怖に耐えられません
誰か助けてください
すがる手がまた理由を増やしていく
死への悪循環
そのゴールだけが助かる場所で
朝日みたいに眩しい光で僕を照らす
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いいな、
あんなふうになりたいな
目指しても過ぎ去って戻らない日々の羨望は
今に意識を追い出されて傷付くだけ
なのにまた見つめている
いいな・・・
あんなふうに
僕もなりたかった
ほんとは・・・
一緒にごはん食べたり
休みの日に一緒にでかけたり
朝おはようって言って、
いってきますと、
おかえりも、
寝る前にはおやすみなさいって言って、
なにか話をしたり
そばにいてもらうのに
理由が要らない人
いいな、
惨めで虚しいから
そんなもん望まないけどさ
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視界が破れて歪んだ世界は暗く…暗く…
暗く…沈んでゆく
耳鳴り響く頭の中で
目覚めた黒い夢を見る
赤く…赤く…
その命を染めて
背徳の深く沈む夢を見る
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ずっとまってた雨がふった
もうにじんで見えなくなったパトカーに光って見付かっちゃう
窓から叫んで通報してやる隣の家から飛べ
そう見えるのはきっとぼくがそうだからだ
たぶんわかってたお前の眼の中にあいつがいるガラスの中に捕まってるあいつはなんなんだ!
今はいつの続きでこの前にはいつがあったぼくはずっとバスにのってるぼくはずっとベッドに寝ているぼくはずっとあなたといっしょにいる
見張ってるよ
見張ってる・・・・
今日は両側からだってぼくが気付いたから
叫び疲れて動かなくなったあなたが最後の愛を吐き出す
愛してるなんてつまらない台詞よりもっと抵抗してほしかったのに
友達に会おう話をしよう
貴方が気に入るような貴方好みのぼくとお昼を食べよう
貴方が選んだぼくと「普通」の範疇を越えないように
そこで笑うんですかここは怒っちゃだめですかいつが会話の途切れ目ですかそれ以上続けたら「異常」になりますか
今あなたのめに映るぼくはただの━━━━━━
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あぁ全て
幻だったのでしょうか
冷たい貴方の視線が
僕の眼とぶつかった瞬間
そう思いました
それも一瞬、吐き捨てるように
知らない人みたい…
そんなふうに見んでもええやんかぁ
めちゃ寂しいやん
怖い…
知らん…
悲しい
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そんな真似をしても
助けてもらえるはずもないから
遠に限界を越えているからとその傷を晒して
救済を求める貴方が羨ましかった
いつか貴方が全てに絶望して
孤独の内に貴方自身を殺すことができたなら
私はやっと自由になれるでしょうか
私の隣で苦しんでいた貴方を殺すことが例え
貴方の望む幸せだとしても
あなたのようには愛されない私ひとりじゃ
今日まで生きてくることはできなかったから
もっと苦しんでも
傷付いても
疲れても…
貴方を殺すことはできないのよ
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ぼろぼろで生きるあなたの記憶に
お好みの僕を刻んでください
無知に消費される愛想笑いを
お好みの時機でお呼びください
そうやって僕を
じわじわ殺してください
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目をそらして
感情を止めて
最後まで認めない
僕は傷付いてない
最後までやりきる
誰も救えない
自分でも…
もうどうしようもない
やり遂げたら貴方達は何を思うだろう?
無駄なことをしたと思う?
馬鹿な奴だと見下す?
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童顔でせくしぃで
胃と膝がちょっと弱い
何気に我儘で
サドでママな
真面目で不真面目で
肌が真っ白で
髪が真っ黒で
泣き虫でひ弱で
ダサい音楽が好きで
気まぐれで寝るとなかなか起きない
誰とも違う
あなたが大好き