詩人:怜士 | [投票][編集] |
自分を正当化するのがうまい
常に“正しい”ところに自分を置く
そうやって自分を肯定する
けどその肯定は義務を負わせるために
与えられたものだから
善くなろうとする度に逆の感情を抱く
その偽善を捨てない限りお前は周りの人間を不幸にし続ける
詩人:怜士 | [投票][編集] |
“本気で死にたいの?”
冷めた声で君がいう
どういう答えがお望み?
なんて言えば満足?
それともソレは早く死ねって意味?
怖くて答えを誤魔化した
そう、そんなわけない
ああ〜あ
いやだ・・・
無視しようとしていた
のに
君の一言でわかったよ
詩人:怜士 | [投票][編集] |
隠した傷跡を暴いて
殺す準備万端
叱責の末押し潰す為の
御機嫌取り
愛想笑い
気付けば囚われていた
今、籠を飛び絶つ
そう何一つ敵わないなら
全て消して
笑え
詩人:怜士 | [投票][編集] |
ななめ
皮肉
…足音
春いろこぼれた
水滴
…真っ暗
変色したりんご
夕立、
おまえの脳味噌
ぐだぐだ
びちゃびちゃ
腐った燃エカス
月のひかり
くしゃみ
ひとりきりの部屋
白いひかり
繰り返す
白いひかり
脈
咳
死んでもいい
誰かに会いたくて…
詩人:怜士 | [投票][編集] |
遠く
近付く
ゆらゆら
ここに存在する
という
困難
こんな
大事なときに
なにも思い付かない
涙もでない…
ほんとは
わかってるんだ
そうなったら、ただなにもなくなるだけ
わかってる