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怜士の部屋  〜 新着順表示 〜


[17] AP-ER 2
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ひかりの虫が視界を這い回っています
魂が出口を探して暴れている音、以外なにも聞こえない
ビニールの上を歩いているように
一歩 一歩
足が沈んで
無意味に涙が流れます
僕の眼は汚れているのでしょう

2005/02/15 (Tue)

[16] 手を繋いで
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昼のひかり

まぶしい いたい

白い煙

黒いひと ひと ひと

悲しい声



夢の中

これはきっと

夢の中

隣で笑ってる

君を燃やすんだって

いらないよね

あれは君じゃない

変なことになったね、

手を離さないでね

2005/02/15 (Tue)

[15] 忘れずに
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君の手があれば僕はちゃんと歩ける
だからそこにいてほしい

君が笑うと楽しい
だから幸せでいてね


君といると眠たくなる
それは燃えるような恋とかじゃなくて
でも僕は必ずここに帰ってくる
君が待っててくれるなら


2005/02/15 (Tue)

[14] タオル
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涙なんかいくら出ても死ねない
拭うのも面倒だよ
身体中に重たいものが憑いて、
僕を溶かそうとしている
乾いた匂い
痛い場所から逃げようとして
そのやわらかい感触に意識を集中する
じわじわと涙に汚れて
逃げ場が消えてゆく
もっと追い詰められて壊れればいい

2005/02/12 (Sat)

[13] 寂しい傷口
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好きになれない自分と
ふたりきりの生活
誰も僕に触れない
話しかけない
四角い空は
延々と流れてゆく
誰かにとめてほしくて
この腕を切る
何度も…
何度も…
けど
金が欲しい医者が
そこを無理矢理塞ぐだけ
何度も…
何度も…
誰も僕をとめない
必要じゃない

2005/02/10 (Thu)

[12] つっつきあい
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つっつかれれば嬉しいくせに

わざと冷たいふりをして

つっついたほうが敗けなのか

いつまで経っても進まない

そのうちにほんとに冷めてしまうから

早く僕をかまっておくれ

2005/02/10 (Thu)

[11] 僕がほしいもの
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健康とか
人間関係とか
ちゃんとしなきゃとか
思えなくなってきてる
大事だった人達が
重荷になる
いけない…とも思うけど
それほど重要なことは
特にない気もする
今はただ一人で
誰にも知られずに
死ねる場所がほしい

2005/02/10 (Thu)

[10] 真っ赤な幸福
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怖くて
どうしようもなくて
左腕に
剃刀を引く
怖くて
どうしようもないから
これを
腕だとは思わないようにして
一気に引く
白い傷口から
真っ赤な血が
逃げていく
どこまでも
床を
袖を
汚して
その痛み以外消え
しぼんでいくような
幸福が
暖かくて
悲しくて

2005/02/10 (Thu)

[9] 25-4
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窓にうつった青い
空を見るふりをして
いつも隣にいた
あなたを見ていた
あなたはいつも
手帳にちいさい
友達の顔を並べてたり
お弁当のはんかちを
つるにしたり
財布にしたり
字のやたらちいさい
なにかの本を読んで
僕にしおりを渡してくれたりしていた
そういうふうに、ただ普通に、
そばにいてくれることがとても幸せだった

2005/02/10 (Thu)

[8] 25-3
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周りが 自分と
違い過ぎて
苛々しっ放しだった
気色悪いだけの会話に
我慢できなくなったことが
何度かある
思い出したくない、
つまんない日々
ある日 あなたは
僕の頭を抱いて
なんでそんなに怒るの
って 言って
僕を止めた
もしかしたら恥ずかしい
けど、羨ましかったのかもしれないと、
その時思った

2005/02/10 (Thu)
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