ホーム > 詩人の部屋 > 怜士の部屋 > AP-ER 12

怜士の部屋


[96] AP-ER 12
詩人:怜士 [投票][編集]


優しい声で目が覚める
そこには誰もいない
悲しくなんかないのに
涙ばっかりでる
飽きたつまんない世界は
何か起きても
特になんとも思わない
窓がない
子どもが仲良くしてる
恋人が泣く
鍵が壊れた
死ねばいいじゃんって
ぽつりと
あなたがいう
医者が馬鹿みたいに
健全な文章を読ませる
家に帰るとへんな
ちっちゃいイヌがいる

全部

消えちまえ

死ね

2005/04/24 (Sun)

前頁] [怜士の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -