小さなモノを抱き締める事も出来ず伸ばした腕は宙を掴む。現実はあまりに無情で私以外は忘れていく...立ち直れないのは私。探し求めてるのは私。抱き締めたいのは私。全部、全部。私だけ...忘れられないのも愛して止まないのも私だけ...。こんな私だからか小さな光は掴めなかった。
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