ボクの中の濁ったモノを洗い流してくれ

窓を少し開ける

ぼやけた雲を眺める

死んだ魚の目で

少し寂しくなったときや
悲しいときは
少しだけ開いて見る事にするよ
そうすれば、きっと元気になれるから

今 ボクは目を開けた

いつもの景色

いつもの色と

いつもの音

でもここにいるのは

昨日とちょっと違う自分

ゆっくりでいい

また歩き出そう

雨が降りしきっていた

悲しみが洗われるようだった

空の涙は冷たくて心地よかった

このまま雨が降り続いてくれればいいのに

全て洗い流してくれるから

いつしか雨はやんでいた

空は強いね

どれだけ泣いていても

必ず泣きやむから

君ならきっと

自分が信じたものに向かって進んでいける

もしそれが間違っていたとしても

今はそれでいいんだよ

ゆっくり ゆっくり

きっと答えは見つかるから

救いようのないほど不器用で

運動神経も鈍くて

おまけにキモ面でも

不幸せになるとは決まっていない

といつも自分に言い聞かす俺は

努力嫌いのただの阿呆

人間って本当に不器用で面倒くさい

僕も君も彼らも

でもそんな僕らが好き

雨よ降れ

もっと降れ

声出して泣けるように