詩人:樂也 | [投票][編集] |
敵を倒して前に進んでいくゲームは
もう終わりにしてもいい
奴には奴の物語があって
同じこの世界でからみあってる
もし攻撃をやめたなら
もしかしたら何かかわるかも
倒せば倒すほど
敵は増えるだけだから
ああ このよくできたストーリーのラスボスは
外側にはいないんだ
目を瞑ればあらわれるラスボスと
合体しちゃってもいいんじゃない
悪役をやっつけてゲットする平和は
どこまで続くかな
奴には奴の正義があって
同じこの世界をつむぎあってる
幸せも苦しみも
元を辿れば源は一つ
お空の中に光る
太陽は僕らの中にも
ああ このよくできたストーリーのカギは
内側にあったんだ
存在という名の神様は
あなたの中に宿ってる
ああ 叶わない恋情はない;;
罪深き恋も
切ない感情さえも
太陽からのプレゼント
(もちろん進んでもいい)
何かにおしつぶされそうなとき
風をきいてみる
どんな風も生きていて
そっと そっと許してくれる
詩人:樂也 | [投票][編集] |
散る葉をみてたときうまれたメロディー
五線譜に記録しようとしたら消えていた
飛ぶスズメはどこかを目指しながら
消えたのではなく旅立ったのだと教えてくれる
森にひっそり咲く雑草と石コロ
キラキラの水滴は乾いたのかな
そこでは風が吹いてくれていて
石を撫でながら街へ香りを運んでくれる
荘厳な高層ビルと華やぐ雑踏の中
逢いたい人がいる幸せをかみしめた
涙は溢れる前に蒸発したけど
確かに確かにここに想いは芽吹いてる
ビルの壁に息づくヒビ割れ
心のキズと重ねたら 光よ溢れて
めぐってめぐってここで必ず輝く
虹渦