詩人:RAN | [投票][編集] |
時計の針が
煩くて
投げ付けた
戻りつつある過去に
喜びを感じて
静かに眠ればいいのに
あたしを自由にした
面影は全然無くて
支離滅裂
懐かしくもない
一晩中喚いて
誰かに縋り付きたい
泣くことも出来ないなんて
不公平だよ
誰か気付いて
詩人:RAN | [投票][編集] |
貴方はずっと
あたしを支えて来た
いつだって
手を差し延べ
救ってくれた
ふたり離れること
想像も出来ない位
側に居すぎた
これからも
そうしてくれるとは
限らないって
こわい位知ってるけど
不安な時
浮かぶのは
あなたしか居ないよ
詩人:RAN | [投票][編集] |
雲ひとつ無い空に
少し早い月が
そこに居た
あたしはただ
見上げて
昔を想った
いつの記憶か
淋しくて泣いた
確かなものなんて
きっと無くて
記憶でさえ曖昧で
あたしは不安定
彼の名前も思い出せない
闇に覆われる時
月はどんな顔をしてる?
詩人:RAN | [投票][編集] |
繋ぎ止めれないって
気付きながら
必死だった
あたしは愚かじゃない
ひたむきだった
ねえ誰か認めてよ
悲しみだけが
すべてじゃないこと
どんなに辛くても
あなたも辛いのなら
耐えられたのよ
崩れてくのは
仕方のないこと
まだ愛してるから
詩人:RAN | [投票][編集] |
抱きしめて
髪撫でて
目を閉じて
愛してる
辛い思いをしたね
頑張って来たよ
理解されないのは
とても苦しかったんだ
支えようとすればする程
君を悲しませた事
ずっと謝りたかった
頬をさすり
睫毛なぞって
見つめてた
離したくない
何処までも行くのなら
見守るよ
いつだったあたしは
君以外愛せないから
消えてしまわないで
詩人:RAN | [投票][編集] |
すべて吐き出す
要らないもの
溜まったもの
吐き出した後に残る寂しさはあたしだけが知ってる
人の過ちを横目で見ながら助けようとせずに突き進むあたしはずるいですか?
敗者と勝者
すぐに分けたがるあの子に何も言ってあげられない
さよならするしか選べない
我慢なんてするだけ無駄
言いたい事言った後に残るのは寂しさだけだって分かっていたはずなのにね
詩人:RAN | [投票][編集] |
我慢すればよかったの?
言いたい事も言えずに耐え続けてれば何かを得ていたというの?
狂わされたリズムは戻せなくてひたすらに取り戻そうと必死になる
どれくらいの時間があったなら叶えられる?
願は叶わないから人は祈るのだろうか
他人の一言で崩れた世界
始めからなかったものだったかもしれない
詩人:RAN | [投票][編集] |
彼の仕草
ひとつひとつ大切に愛せた
もう会えないから
交じり合えないから
余計に大好きで
当分消せそうにない
彼が死んでしまったのなら
諦めが着くんだろうか
そうじゃない気がする
彼が消えてしまうとき
あたしも消えてしまいたい
離れていたとしても
どうか伝えて欲しい
あたしは彼だけを
待ち続けていたのだろうから
居なくなるのなら
追うしか出来ない
他人が何をいうの?
あたしはとっくに狂っていました
救いの手すらなかったから
深見に嵌まりすぎたみたい
詩人:RAN | [投票][編集] |
よく夢を見る
知人達の談笑
あたしも居た
見覚えのない人
ちがう
とても見知った人
目覚めた時にいつも不安になる
目が覚めた瞬間他人になる
彼は誰なのだろう?
懐かしい空気をいつも感じるのに
錯覚だなんて思いたくない
忘れてしまってるなんて
こんなに悲しいことはない
もう一度会えばわかりますか?