詩人:夢 | [投票][編集] |
きっと人間の存在なんて
広い宇宙の中ではちっぽけなもので
地球という惑星が見ている夢のようなもので
いつかきっと儚く消えるのでしょう
その人間の中でもちっぽけな僕は
人間という種がみている夢のようなもので
やっぱり儚く消えていくものなのでしょう
そんな風に自分を卑下してみても
やっぱり楽しいことは楽しくて
悲しいことは悲しくて
僕は生きてるんだなと思う
だからさ
どうせなら楽しい夢を見たいと思うんだ
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チックタクチクタク
くたくたの僕を時計の針が責める
確たる信念なんて持ってないし
誰かに語るに足る夢だってない
チックタクチクタク
そんなに速く進まないでください
もっと考える時間をください
歩くスピードで歩きたいのです
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別に何かが欲しかったわけじゃない
どこかへ行きたかったわけでもない
誰かに逢いたかったわけでもない
ただ閉塞感だけがあって
絶望を感じられない自分に絶望して
逃げるように家を出たんだ
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泣き方は忘れてしまった
こんな時は泣けばいいと知っていたはずなのに
いつからだろう
頭で考えて感情を表現するようになったのは
自分を偽ることさえ出来ない
そんな寂しさ
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強くなければ生きていけない
優しくなければ生きる資格がない
そんな戯言 ただの痴れ言
ものは言い様 繋がりは信用
僕は弱くなりたくて弱くなったわけじゃない
貴方だって優しくなりたくて優しくなったわけじゃないでしょ?
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自分の心に素直になるのは難しい
泣いている人がいれば助けたいと思う
そこに嘘はない
でも泣いている人を助けることによって
誰かが泣くなら
僕は助けることをためらってしまう
そこに嘘を見てしまう
結局さ
心に嘘をつくといっても
それはそれなりに素直で
心に素直な選択だと思っても
それはそれなりに嘘なんだと思う
特に僕の場合は
だからさ
出来るだけ自分の切り捨てたことを見つめようと思う
世界に素直であるために