詩人:ラズ | [投票][編集] |
君のキズ、どのくらい大きいの…?
いつも嘘と冗談で隠してるけど
たまにチラリと見えるキズに
私は胸がチクッと痛みます
私にキズを見せてごらん
恐がらないで
大丈夫
精一杯の愛で君を安心させるから
君がくれた優しさと
私が君を想う、ありったけの気持ちを針に込めて
キズを縫ってあげたい
癒えないキズを抱えたまま
私の愛を無視したまま
どこにも行かないで。。
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あたし達
先のことばかり話してたよね
全て自由で
心赴くまま愛しあえる日々を
描いていたよね
二人の未来などなかったのに…
あたしは
あなたとの絆は強くて深くて
簡単に切れるものではないと思っていたの
だって‥
二人で感じた安らぎや愛は
偽りなんかじゃないし
抱きしめ合ってした約束や、囁いた愛の言葉も
心からの気持ちだったでしょ
そんな日々が続いてくはずだと
疑いもなく信じてたあたしは
ばかだったのかな?
あなたは
何度も何度も言ったよね
ずっと一緒にいようって
ずっとずっと傍にいてって
何度も…
夏は海に行こう
離れてもたくさん会おう
とか…
二人の約束
一つも守れてないね
笑顔でしてた未来の話はなんだったのかな?
未来などなかったのに…ばかだよね
なんで
いつから二人の歯車狂ってしまったの
涙は
あなたを責めることでしか止まらず
笑顔は
あなたを恨むことでしか作れず
苦しいです…
ねぇ
出逢えたことが運命だったんじゃなくて
引き裂かれることが運命なのですか?
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ひと冬の恋は
桜の花びらとともに
舞い散りました
満開に咲く桜は
綺麗だけれど
ひらひらと散ってゆく桜は
悲しさや虚しさを
匂わせます
満開だった桜は
あっという間に散りゆき
形なくなっていきます
一つの恋の終わりのように…
淡いピンク色の想い出は
もう記憶の中でしか見ることができません
なんだか切ないけれど
来年はきっと
もっとずっと美しい恋の桜が咲くでしょう
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ケータイで撮った
あなたとの写メが消せない…
写メの中の二人が
あまりにも幸せそうに笑ってるから
二度と戻らない時が
頭と心に蘇る
この写メに居る時の二人は
本当に幸せだったんだろうね
距離のない空間の中で
こんなにも幸せそうに笑っているんだから…
あなた知ってた?
私のこの笑顔は
あなたにしか作れないこと
あなたといる時だけの笑顔なんだ
あなた限定の…
だけど
この頃の笑顔には
もう戻れないね
この二人の写メだけは
消さないで
残しておきたい
私があなたを憎んでるとしても
この写メの中のあなただけは
憎めない
おどけたアホ面だけど
優しい表情してる
偽りのない優しさで…
私の頭を抱き寄せる手は
偽りないあなたの心だから
変わらない愛ではなかったけど
あの頃の二人は
確かに幸せだったよね
写メ見て一目でわかるほど…
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触れることはムリだけど
いつも手の届く距離にいてほしい
毎日メールすることはムリでも
たまにのメールでいつまでも繋がっていたい
君を困らせることは言わないから
ずっと繋がっててね
あなたとの心の距離はこの先も一定で
縮まることはないと思うけど
ただ君が遠くにいかないだけで
幸せって思えるから
少なくても 今は…
一生伝えることのないこの気持ちは
心の奥底に閉まって
カギかけとくわ
カギは君にそっと預けとくけど
待つことはしないよ
叶わぬ想いを抱えたまま
ホントは泣きたい気持ちを抑えて
君の前では明るい私でいるよ
だから
これからも私を笑わせてよね
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僕の隣にいる猫
甘えて寄りそう時は
可愛くて
ゴロゴロ鳴らして
眠そうな顔してる時も
可愛くて
じゃれ合ってる時は
めっちゃ楽しくて
嬉しそうな顔がまた
可愛くて
だけど
突然そっぽ向いて
ひょいといなくなったり
不機嫌な顔して
急に喋らなくなったり
僕に構わず寝ちゃったり…
そんな時つつくと
鋭い爪でひっかくし
困るんだよな
その気まぐれなんとかしろよ
って
言いたいんだけど
そんなこと言っても
君は
光る目で僕を睨んだ後
つんとすました顔で
どこか行ってしまうだけだろう
まったく
ワガママで
気まぐれな猫みたいだ
そんな世話のかかる猫だけど
結局はまとわりついて離れない君が愛おしい
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夢をさまよう少女は
霧がかった中に
確かな物を見つけられずに
ありもしない光を信じて
歩いていた
不確かな物を
一心に信じる少女
ばかみたいに一途に…
不確かなものさえ
信じる彼女は
目に映るもの全て
偽りなんて思うはずもなく
いつかの時を
少女ははっきり覚えていた
幸せだった夢の続きを
今もまだ歩いていると信じてた
まだ幼い少女は
疑うことを知らず
濁りない心で
無邪気に笑いながら歩いてる
この笑顔が永遠に歪まないでいてほしいと
叶わない想いでも
願う
夢なんか見て
はしゃぐ少女が
心配だった
夢はいつかは醒めてしまうものだなんて
ズット知らないままなら
きっと
その方が幸せだと思うから
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忘れようって決めたはず
こわいくらいにあなたが消えない
あれだけ愛した人
簡単に忘れられるわけない
今までずっと
一方通行の恋だった
これからも通わない恋ならば
あなたを好きでいる意味ないよね
いつも近くにいたけれど
心も傍にいたはずだけど
恋という特別な気持ちだけは
近づくことはなかった
悲しい現実
わかってても信じてた
あれだけ愛した人
こわいくらいにあなたが消えない
これからも通わない恋ならば
あなたを好きでいる意味ないよね
どうしようもなくあなた求める心
こわいくらいにあなたが消えない