詩人:ラズ | [投票][編集] |
あたし達
先のことばかり話してたよね
全て自由で
心赴くまま愛しあえる日々を
描いていたよね
二人の未来などなかったのに…
あたしは
あなたとの絆は強くて深くて
簡単に切れるものではないと思っていたの
だって‥
二人で感じた安らぎや愛は
偽りなんかじゃないし
抱きしめ合ってした約束や、囁いた愛の言葉も
心からの気持ちだったでしょ
そんな日々が続いてくはずだと
疑いもなく信じてたあたしは
ばかだったのかな?
あなたは
何度も何度も言ったよね
ずっと一緒にいようって
ずっとずっと傍にいてって
何度も…
夏は海に行こう
離れてもたくさん会おう
とか…
二人の約束
一つも守れてないね
笑顔でしてた未来の話はなんだったのかな?
未来などなかったのに…ばかだよね
なんで
いつから二人の歯車狂ってしまったの
涙は
あなたを責めることでしか止まらず
笑顔は
あなたを恨むことでしか作れず
苦しいです…
ねぇ
出逢えたことが運命だったんじゃなくて
引き裂かれることが運命なのですか?