詩人:an | [投票][編集] |
笑顔で好きと言った
焦りや不安なんて
必要ないから
いくら悩んでも
届かない想いは
笑顔で見送る位が
ちょうどいい
言葉に出来ない想いは
そばにいるだけで
知られないようにと
願うけど
君に向ける笑顔の数が
好きと悲しみの天秤を揺らす
一つの錘なのでしょう
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いつのまにか
あなたを逃げ道にしてしまい
素直になれたのに
理解されたいと
願えば願うほど
意地をはってしまう
あなたの前でも
素直になれないなら
すでに逃げ道ではなく
周りと同じ
ただの一つの顔に
変わりました
せめてあなたの前では
素直な笑顔でいたかった
理解されたいと
願った時点で終わりだった
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急に世界に色が
なくなった気がしたの
それほどにまで
大きかったものが
一瞬にして崩れ去る
だけどだからこそ
大切なものがより
色鮮やかに
見える事が出来たんだ
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人は形あるものや
目に見えるものしか
見ようとしないから
心で叫ぶあたし達は
目に見える叫びを
作り出すのですね
そしてそれからも
目を背けられ
だんだん少しずつ
蝕まれていくんですね
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どこまでが真実で
どこからが嘘で
その笑顔にいつも
怯えていた
鏡を見たら
同じ様な笑顔
向けてる私がいた
きっと君と私
似ていたんだ
真実見えぬまま
嘘をついた
昔ならきっと
言えてた言葉も
心に秘めたまま
嘘ついた
だからその笑顔が
怖かった
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貴方が最後の
言葉を言ったとき
上の空のあたしを
装ったのは
誰のだめだったかな
泣いて叫ぶほど
子供になれないって
心で決めてたけど
意地をはって
幸せを掴めないのは
子供以上に幼いかな
素直になれない
大人の方が
幼稚なのかもね
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今のあたしの周りの人
きっと前世で
何か繋がりがあった人
だからあたしは
来世でより繋がれる様
あなたと深くなりたい
君と深くなりたい
絶対出逢えるように
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時計の針を見ながら
このまま溶けてしまいたい
そう願う僕は
何かを待っているだけで
すれ違うなかで
立つ位置が変わったんだと
本音を言わないまま
両手で顔を覆った
いくつ仮面をつければ
ほんとの僕に近付くかな