昔結んだ赤い糸
毛糸で結んだ赤い糸
いつのまにか解れて
切れてしまった赤い糸
その先は君だったかな
そう願って繋ぎ続けた
真っ赤な手と手
運命とかに委ねない
お互いの意思で繋がった
この手と手なんだね

頭に浮かぶ情景が

今なのか昔なのか

それすらわからなくて

必死で腕を払いのけた

その場に立つのは

自分だけなのに

何かから必死で

逃げようとしてた

ずっとずっと昔から

闘うべきものは

自分だったのかもしれない

へらへらいつも笑う君
ほんとは何を思うの

大丈夫が口癖で
いつ君は泣いてるの

いつも震えてるその手
何を掴みたいの

僕が扉を開けてもいいの

聞いたら君は
扉なんてないよと

また笑うでしょ
だけど僕は気付いてるよ

そっとその頬に触れたとき

君が泣きそうになることを

不安な笑みを浮かべることを

ずっとずっと
待ってるんでしょ

扉の奥の君を
優しく包んでくれる誰かを

それが君にとって
僕じゃなくても

僕は君を包みたい
君の涙を見てみたい
僕はそう言ってほしいんだ

ふと距離を感じたら

心がぎゅって苦しくて

言葉に出来たら
どれだけましだろうって
毎日思ってた

憎まれ口たたいても
おつりはくるでしょう

だってあたしは
あなたが好きで

あなたは違うくて

あなたはあたしを抱いて

笑顔でサヨナラが
言える人


今日は言えるかな




ばかにしないでって

あなたの前で泣けるかな

また持ってみた

捨ててみた

いつも中途半端に

持ってみて

捨てなきゃいけない

もしも形があったなら

握り締めて離さないのに

泣き喚けば伝わるのですか

縋りつけば伝わるのですか

素直になれば伝わるのですか

それで伝わらなければ

あたしはどうすればいいんですか

信じよう

信じたいではなく

心で感じて信じてる

そう思えるあたしは

あなたに出会えて
世界一幸せ

髪を振乱して

嘆き悲しむの

助けてと

伸ばした手は

空を切った

そして虚像に埋もれたの

素直に生きたあの時より

自分を否定し続ける今の方が
大切だったりする

今の幸せを守ろうと思う

暗いあたしさようなら

明るいあたしこんにちは

ほんとのあたしさようなら

笑顔のあたしこんにちは

月が綺麗な夜は

想いが溢れてくる

あたしの思いは

どこにあるかわからないけど

君を思う気持ちは

きっと空へ届くはず

そう願わずにして

あたしは明日を

生きれるかな