詩人:an | [投票][編集] |
ふと距離を感じたら
心がぎゅって苦しくて
言葉に出来たら
どれだけましだろうって
毎日思ってた
憎まれ口たたいても
おつりはくるでしょう
だってあたしは
あなたが好きで
あなたは違うくて
あなたはあたしを抱いて
笑顔でサヨナラが
言える人
今日は言えるかな
ばかにしないでって
あなたの前で泣けるかな
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へらへらいつも笑う君
ほんとは何を思うの
大丈夫が口癖で
いつ君は泣いてるの
いつも震えてるその手
何を掴みたいの
僕が扉を開けてもいいの
聞いたら君は
扉なんてないよと
また笑うでしょ
だけど僕は気付いてるよ
そっとその頬に触れたとき
君が泣きそうになることを
不安な笑みを浮かべることを
ずっとずっと
待ってるんでしょ
扉の奥の君を
優しく包んでくれる誰かを
それが君にとって
僕じゃなくても
僕は君を包みたい
君の涙を見てみたい
僕はそう言ってほしいんだ
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頭に浮かぶ情景が
今なのか昔なのか
それすらわからなくて
必死で腕を払いのけた
その場に立つのは
自分だけなのに
何かから必死で
逃げようとしてた
ずっとずっと昔から
闘うべきものは
自分だったのかもしれない
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昔結んだ赤い糸
毛糸で結んだ赤い糸
いつのまにか解れて
切れてしまった赤い糸
その先は君だったかな
そう願って繋ぎ続けた
真っ赤な手と手
運命とかに委ねない
お互いの意思で繋がった
この手と手なんだね
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時計の針を見ながら
このまま溶けてしまいたい
そう願う僕は
何かを待っているだけで
すれ違うなかで
立つ位置が変わったんだと
本音を言わないまま
両手で顔を覆った
いくつ仮面をつければ
ほんとの僕に近付くかな
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今のあたしの周りの人
きっと前世で
何か繋がりがあった人
だからあたしは
来世でより繋がれる様
あなたと深くなりたい
君と深くなりたい
絶対出逢えるように
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貴方が最後の
言葉を言ったとき
上の空のあたしを
装ったのは
誰のだめだったかな
泣いて叫ぶほど
子供になれないって
心で決めてたけど
意地をはって
幸せを掴めないのは
子供以上に幼いかな
素直になれない
大人の方が
幼稚なのかもね
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どこまでが真実で
どこからが嘘で
その笑顔にいつも
怯えていた
鏡を見たら
同じ様な笑顔
向けてる私がいた
きっと君と私
似ていたんだ
真実見えぬまま
嘘をついた
昔ならきっと
言えてた言葉も
心に秘めたまま
嘘ついた
だからその笑顔が
怖かった
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人は形あるものや
目に見えるものしか
見ようとしないから
心で叫ぶあたし達は
目に見える叫びを
作り出すのですね
そしてそれからも
目を背けられ
だんだん少しずつ
蝕まれていくんですね