詩人:重夏 | [投票][編集] |
流れた星の数
流れた涙の数
散って行った紅い花弁
散って行った淡い想い
零れた月の雫
零れた月の声
耳を掠めた夜の風
耳を掠めた君の声
明日という未来
今日という現実
昨日という過去
君に向けて放ったすべて
君に向けて輝いたすべて
それでも
君には届かなかったモノ
君には届けなかったモノ
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たくさん迷った その分
君は
たくさん 歩いたでしょう?
人よりも 少し
余分に歩いた その距離が
君の 強さに なりますように
君の 勇気へと
変わりますように
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空が泣いていた
私は笑っていた
空が笑っていた
私は泣いていた
あぁ 流れる雲の川へと
ねぇ 君への想いも流せたなら、と
空が囁いていた
私は叫んでいた
空が叫んでいた
私は眼を伏せる
あぁ 君に届かぬこんな声なら
ねぇ もう要らないよ、と
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”さよなら”の温度
”ごめんね”の温度
”好きッ”の温度
”ありがとう”の温度
”愛してる”の温度
耳に触れた瞬間
心に触れた瞬間
響く
広がる
たくさんの温度たち
詩人:重夏 | [投票][編集] |
言葉の限りを
尽くして
すべてを
伝えたいけれど
その言葉の限りが
私には
まだ無いにも
等しいものだから
ありきたりで
平凡な言葉でしか
紡いでゆけない
紡ぎ出せない
それが今の私、かな?