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重夏の部屋  〜 投稿順表示 〜


[588] 瑠璃色の泡沫。
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この声 泡となって

この歌 泡となって



水面で弾けては

消えてゆくだけ



誰にも届かずに

呼吸することもなく


ひっそりと



その声は まるで泡沫


その歌は まるで泡沫



2006/07/08 (Sat)

[589] ”さよなら”。
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いくつもの“さよなら”


重ねるたび


少しずつでも強く


なってゆけたならいいのにな

2006/07/09 (Sun)

[593] 零れ落ちる言葉 そして君。
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君の言葉 抱しめてると


見えない明日なんて


何一つ 恐くなどなかった

2006/07/11 (Tue)

[594] 終わらせない物語 紡ぐ。
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何年後 

何百年後

何千年後...


めぐり 廻る時間(とき)の中



僕は きっと ずっと

君の姿を

追いかけ続けていることでしょう




幾千の時 経ても 再び

君の手を握り締めてみせましょう



君のもとに

辿り着いてみせましょう



そう 君は 僕の

唯一の”ひと”だから

2006/07/12 (Wed)

[595] 碧に還す 君の色。
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『海』




君への”想い”

今日こそ 手放すよ



降りそそぐ 陽射しは


あまりに 優しいベールのよう




潮風 ふわり、と


僕の涙を連れさって




溢れ出した 碧の薫りが



少し弱っている 僕の背中を



強く押してくれたような気がした

2006/07/14 (Fri)

[596] 宙に舞う 言の葉。
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たくさんの 

”言葉”を知りたくて


たくさんの 

"言葉"に触れたくて


たくさんの

”景色”を観たくて


たくさんの

"景色"を映し取りたい



そうして 

得られるもの


余すことなく 拾い集め


それらを


組み立てては 崩してみたりを


繰り返しながら




何かを 


紡いでゆきたいと


ただ純粋に 想う

2006/07/13 (Thu)

[598] うたう こと。
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唇が紡ぎだす 幻想


指先が奏でる 旋律



すべては色を持って

溢れ出しているんだ 

いつ何時も



そう 

 君から

  あなたから

 

それは


  きっと


何よりも 


"美しい"モノではないかと 想う

2006/07/16 (Sun)

[599] 僕から君を。
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引いてしまえば


きっと 何も残らない



いや 傷跡が一つ

増えるかな

2006/07/16 (Sun)

[600] 無音の 痛み。
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この手を 解いたなら

心の痛み 消えると想ってた



振り向きさえしなければ


心 大丈夫だと想ってた

2006/07/16 (Sun)

[603] ガラス細工。
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キラリと 輝く


ガラス細工




それは ”ココロ”

2006/07/17 (Mon)
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