重夏の部屋
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[680] 結。
しっかりと
結んでいたはずの指先は もう
ほどけてしまっていたんだね
2007/04/26 (Thu)
[682] 見上げた月。
水底から
見上げた月は
ゆたゆた、と
降り注ぐ淡い光を
受け止める 瞳は
まだ 透き通ってる
2006/10/03 (Tue)
[689] 月影。
溢れる想いは今日も
行き場を失くし
月の影に 隠れゆく
2006/10/06 (Fri)
[690] 水彩画。
確かな色で描かれた
”未来”なんて
きっと 何処にもない
2006/10/07 (Sat)
[692] 還。
零れる涙の還る場所は
過去ではなく
未来の
私のもとであって欲しい
2008/08/19 (Tue)
[693] 無題。
言葉を 絡めて
想いを 結んで
2006/10/08 (Sun)
[697] 花明かり。
無口な月に
語り掛けてみても
頼りない影に
凭れ掛ってみても
持て余した想いが
薄れることはなく
ただ
ただ
花明かりに照らされて
2007/04/26 (Thu)
[698] 呼吸。
恋が小さく呼吸して
僕のココロを少しだけ
苦しくさせる
2007/04/26 (Thu)
[699] 白想。
ただ 白すぎた
この想いが
闇を遠ざけただけのこと
2007/04/26 (Thu)
[700] 無題。
欠けては 満ちてを
もう 何度
繰り返したことでしょう
2006/10/17 (Tue)
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